コンサルテーション
2023.10.30
令和5年10月30日、今年度1回目のコンサルテーションが実施されました。
コンサルテーションとは、対象となった児童の問題解決に向けて事例発表やグループディスカッションを行い、外部講師から助言を頂き、よりよい支援につなげていくものです。当園では年に2回のコンサルテーションを実施しています。講師は前回に引き続き、福岡県にある純真短期大学子ども学科で教授として勤務されている下木猛史教授に引き受けて頂きました。
今回の対象児童は、注意を受けた時や拗ねた時に長い間俯き話さなくなることがある児童であり、支援方法について職員が意見を出し合い、その意見を元に講師より詳しく説明して頂きました。講師の下木教授からは、対象児童が人に助けを求められるよう何も起きていないうちから個別の時間を保証することや、綺麗な物を見て「綺麗だね。」と言うような豊かな感情のやり取りの育ち直しが大切であると助言頂き、今後の支援への参考になりました。
児童の気持ちを全て理解することは出来ませんが、児童を包み、今後も安心して笑顔で過ごしてもらうことが出来るよう、職員一同日々精進して参りたいと思います。
檜物児童指導員